タブラとは、インド亜大陸(インド、ネパール、パーキスタン、スリランカ、バングラデシュなど)を中心として発達し、現在では世界中で演奏されている二つ一組の小さな太鼓です。
小さいほうの木製胴の太鼓はダーヒナー(dahina)、ダーエーン(dayen)、タブラ(tabla)と呼ばれ、大きいほうの金属製の太鼓はバーヤーン(bayan)、ダッガー(dagga)、ドゥッギー(duggi)などと呼ばれています。
どちらもヤギの皮などが張られ、中央部にスィヤーヒー(siyahi)、スヤーヒー(syahi)、ガーブ(gaab)と呼ばれる黒いものが貼り付けられています。
皮の縁はガジラー(gajira)と呼ばれる細い皮ひもで編まれた部分があり、同じく細い皮ひものバッディー(baddi)を通す穴ガル(ghara)が16か所も開けられています。
バッディーと胴体の間にはガッター(gaTTa)、ギッティー(giTTi)と呼ばれる円筒形の木片が挟まれています。
ガッターを上下にずらすことでタブラのチューニングを行います。
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What’s Tabla / タブラとは (シゲジーのタブラ入門)